さて前回で、自分の描いていくイラストの世界観を決定できたでしょうか。

コメントにも頂いたように、結構己を知るということは難しいようです。
友達に聞くってのも抵抗がある人が多いみたいですね。

というわけで他の方法をいくつか提案します。

1つ目はあれです。
就職活動の大学生とかがやる、自己分析って奴。
SPIと呼ばれるテストの中の「適性検査」です。

ものすごい数の質問に直感で答えていき、自分の性格がわかるってもの
ですが、ネット上にも似たようなの沢山ありますよね。

思い切って言っちゃいましょう。
あれ、やってください。

やると内向的とか外向的とか根気があるとかないとかがわかるのですが、
その分析を参考に己を確認し、イラストの世界観、ボケ、ツッコミ、ナンセンス
につなげていくのも1つの手ではないかと思います。

簡単な判断基準としては「受動的」とでたら「ボケ」「能動的」なら「ツッコミ」
その他に「独創的」とあったら「ナンセンス」って感じでしょうか。
ただ、それ以外にも細かい分析結果が出ると思いますので、総合的に判断していく
(←小泉風だな・・・)といいと思います。

え?その日の気分によって回答も変わるだろうし、信用できるのか?って。

別に完全に信用する必要はないんです。
要は判断の基準になれば良いのです。
これは絶対違うよな!って思うところがあれば、それが分かっただけでも1つ
己を知ったことになりますよね。
それで良いんです。

現実問題「自分は正直なほうだ」って質問があって、普段ならYESにする人も、
その日にたまたま宝くじが当たって、友達に隠していたら「NO」にするかもしれない。
その宝くじが1億円だったりしたら「友達を信用する方だ」ていう質問に「YES」だった
人が疑心暗鬼になって「NO」にするかもしれない。

上記は極端な例ですが、それだけ、性格や行動ってのは日々変わっていくものなんです。

なのでイラストもどんどん変わっていくはずです。
ただ、自分の世界観という一本の筋道をつくっておき、そこに肉付けししていくこと
が大事なんです。

新人の頃のビートたけしを見て、まさか映画監督として名を挙げると思った人はいないと思います。
でも、いくら映画監督の時は北野武だって言っても、たけしはたけしな訳です。

まずは、どんな方法でも良いので己の基準を知っておきましょう!

次回は、これでも判断出来ない人の為に、みんな大好き「血液型」で決めちゃいます!

↓まだ当時は自分がボケだけと気づいていないが、
今の自分の作風に近いイラスト。

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