ボクがイラストレーターを始めてからずっと思っていること・・・
思い切って言っちゃいます。
自分は誰にも知られていない!感覚的には、おかげさまでいろいろな仕事をさせてもらった現在でも、ぽっと出の新人の時とあまり変わらないです。
ボクはどんなところに行く時でも、なるべく一冊イラストファイルを持っていくようにしています。
ちょっと恥ずかしいけど、自分のイラストを、自分がなにをやってる人なのか、知ってもらうためです。
でもね、どこ行ってもだいたい「あ~~見たことあるかも!フロムエーとかでやってません?」って・・・惜しい!!
リクルートさんからはほとんどの雑誌でお仕事を頂いたことがあるのですが、なぜかフロムエーだけはないんです。って・・・だいたいあんたの年で何でフロムAを読んでんだ!お前はニートか!いやバイト探してるだけましか!(笑)
とまあ、こんな感じになる訳です。
でもよく考えると、同業の自分だってあまり知らないんですよね。
イラストレーター。
ボクは特にあんまり知らないほうなんであれなんですが、知識として必要ないっちゃないんですよね。
そう考えると編集者の方だって多くの人は、自分が取引ある人、探して見つけた人、ライバル誌や愛読誌とかでチェックした人くらいしか知らないような気がするんです。
たぶん誰もが知ってるイラストレーターさんって、リリーフランキー氏くらいじゃないでしょうか。
どれだけ仕事を増やして行って、仮にある世代では結構名前を知られたとしても、その世代の編集者が偉くなり、直接の発注担当じゃなくなったり、発注担当が毎年次から次へと入ってくる新人編集者に変わっていったり・・・常に忘れられていく存在なんですかね。イラストレーターって(泣)
とまあ、一見マイナスな話っぽいのですが、本当は何が言いたいかと言うと、つまり営業先はほぼ無限にあるってことなんです。
そう。プラスに考えれば、新しい関係や新しい仕事がどんどん生まれいくということなんですよね。そう考えるとワクワクしませんか?
となると、もうとにかく自分を知ってもらう為に、積極的になるしかないじゃないですか!
誰にも知られていないって認識することで逆に前向きになるなんて、俺ってなんてオバカなプラス思考!(笑)
だからボクは今日も、沢山の人に知ってもらうために、沢山絵を描き、そして沢山営業をしていくのです。(なんか!かっこいい!!)
総括:営業はしすぎて損することはない!