先日の1月15日AM10:38、母方の祖母、目黒君子が永眠しました。
享年92歳。
ようやく気持ちも落ち着いてきたので、ここに記録させていただきます。
昨年の12月7日に末期がんが発覚。
病院に行った時点で一週間から10日持つか分からないと言われた。
痛みや苦労を人には見せない祖母。
どれだけの間、一人で痛みを我慢していたのか。
しかし病院で麻酔をもらい3日で退院。
なんと妹の12月12日の妹の結婚式にもでてくれた。
そしてその後1ヶ月以上も生きてくれた。
とにかく我慢強い祖母でした。
いつまでも感性が若くて、記憶力がよくて、家族で一番しっかりしていた祖母は、オレの自慢でした。
亡くなる間際まで「今、すごく不景気だけど、あんたの仕事には影響ないの?」と心配してくれた。
今の不景気感がわかる92歳。親にもそんなこと言われたことないわ!
そうそう亡くなる2週間前にも、祖母が寝ている横でみんなで出前を頼もうという話になったら、うどん屋の電話番号を暗唱してくれた。
電話番号は頭に50件入ってるとか言ってたな。すごすぎ(笑)
学生時代、留守番をしてると、いつも鰻を買ってくれたおばあちゃん。
社会人になって遊びに行くと、ビール券を用意してくれていたおばあちゃん。
一人で遊びに行くと、必ず帰り際に「彼女によろしく!」とつぼみ(現奥さん)のことまで気にかけてくれたおばあちゃん。
息子の病気を心配してくれて、電話をかけてくれたおばあちゃん。
沢山心配してくれて、愛してくれてありがとう!
これからおばあちゃん孝行をしなきゃいけなかったのに。。。
ひ孫を見せられたのが、オレができた唯一の孝行だったのかな・・・
この先の人生大変なこともいろいろあると思うけど、その時は「オレはおばあちゃんの孫なんだから何とかなる!」そう思わせてくれる、本当に偉大なお婆ちゃんでした。
天国でおじいちゃんと仲良く暮らしてね。
本当にありがとうございました!!
最後に祖母が89歳の時に刺繍で作った絵画で、突然個展を開いたときの画像を少し掲載します。
たぶん刺繍で絵を縫うのって80歳くらいから始めたんじゃないかな~。
やっぱり、オレおばあちゃんの孫だけど、ここまではできないわ・・・^^;