イラストとスポーツ、まったく違う分野に思われますが、意外と共通点があります!

思い切って言っちゃいます。

chiboikuti両方とも持って生まれた自分の武器を最大限に活かして戦う競技(?)だ!chiboikuti

ボクがやってたボクシングで例えて言うと、選手の武器として「スピード」「パンチ力」「ディフェンス力」があるとします。
(他のスポーツが好きな人はそのスポーツで置き換えてみてください。)

これって個人個人で生まれつき秀でている部分、劣っている部分のバランスが違いますよね。

スピードのない選手にスピードをつけろと言っても限界があるし、パンチ力のない選手にパンチ力をつけろと言っても限界があります。

では強くなるにはどうするか。
もちろん劣っている部分を鍛えて、全体的なレベルをあげる努力も必要ですが、やはり一番の近道は自分が秀でている部分を伸ばすことです。

スピードのある人は相手より早いタイミングで数を打つようにする。
パンチ力のある人はどうやってパンチを当てるかを考える。
ディフェンス力がある人は徹底的に打たせないようにする。

そうして長所を伸ばしつつ弱点のベースアップを地道にすることで、自分のスタイルが出来上がっていくわけです。

これ、イラストも一緒ですよね。
イラストの武器で言えば、例えば「線」「色」「構図」があると思いますが、全部がはじめからうまく行く人はそうはいないと思います。

まずは自分の得意な部分を伸ばしていきましょう!
そして他の部分のベースアップを心がけ「自分のスタイル=個性」を作っていってください。

ボクはイラストスクールに通っていた頃は先生に「色>構図>線」なんて言われていました。
でも今はどちらかと言うと「線>構図>色」かな、なんて自分で思ってます。

え?得意分野が変わってるじゃないかって!??
そうなんです。
そこが身体的能力が絶対必要条件のスポーツと違って、イラストの良いところなんですよ。
それにお笑いイラストは線が命ですから、ここは克服しなければならなかったんですね。
色という得意分野があったからこそ、諦めずに線を描き続けられたのかもしれません。

chiboikuti総括:紙の上に限界はない!!!そして世界チャンピオンにならなくてもイラストレーターは食っていける!(なんか結論おかしいか? 笑)chiboikuti

しかし俺も若いうちにわかってたら、もうちっとボクシングも強くなれたかもなぁ(==;)