好きなイラストレーターを目標にするな！！

みなさん、好きなイラストレーターはいますか？
きっとこれを読んでいる人の中には、憧れのイラストレーターとか、目標にしているイラストレーターがいる方も多いのではないかと思います。

そんなところに申し訳ないのですが、思い切って言っちゃいます。

そう、これ結構陥りがちなんです。
前回同様スポーツで例えると、どう考えても足が遅いのに大好きなイチロー選手を目指してしまうとか、すっごい非力なのにパワーのある松井秀喜選手を目指してしまうとか、しまいには身長が150cmしかないのにプロ野球選手を目指してしまうとか言ったケースです。

一流を真似しろって良く世間で言われているから真似したんだけど、全然似ないし追いつかない。
なんでなの？？って当たり前です。
元々持ってる個性が違うんですから！！！

好きなイラストレーターはもちろんいても良いのですが、目標とすべきかどうかは別と思った方が良いです。
あんまり好きじゃなくても自分の個性と近い人のイラストを参考にしたほうがよっぽど勉強になるでしょう。

もちろん、好きで、なおかつ自分の特徴と近いタイプのイラストレーターもいると思います。
でも、もしその人を目標とするなら、超えるつもりでやったほうが良いです。
でないと、小手先のまねごとになる可能性が大きいですし、最終的にはライバルになるのですから、目標にしてるだけじゃ一生追いつかないと思います。

ちなみにボクは元々イラストレーターになれるなんて思っていなかったので、好きなイラストレーターはおろか、イラストレーターをやってる人自体を知りませんでした（笑）

なので余計に「ボク、○○さんのイラストがすごい好きで、こういう風になりたくて・・・」みたいな新人のイラストレーターさんを見ると、すごい勉強しているな～と思いながらも心配になってしまうのです。

あ～～、しかしこれもボクシングやっている時にわかってたら、辰吉丈一郎に憧れてガードを下げて殴られることもなかったかもな～～・・・。

総括：天才の真似はするな（笑）